コケそうじ開発秘話(前編)

天然由来にこだわって生まれた” 環境と人に優しい”「コケそうじスプレー」 ヒットの裏の開発秘話。

パネフリ工業株式会社は循環型社会の実現を目指し、数々のエコ商品を開発・販売しています。
商品のほとんどは、企画、研究開発からマーケティング、販売に至るまでを自社で一貫して行っています。その数々の開発製品の中でも、特に近年注目を浴び売上を伸ばしてきている商品の1つが「コケそうじシリーズ」。100%天然由来成分だけで作られた“人と環境に優しく、安全に使えるコケ駆除剤” ができるまでの、研究開発者たちの苦労、またそこにある当社のこだわりをご
紹介します。

コケそうじスプレー

安心して使えるコケ駆除剤を目指して

天然由来の抗菌物質を探していた開発担当者が、高い抗菌活性を示すグレープ フルーツ種子抽出物をコケなどの除去にも応用できないだろうか、と考えたこと から開発が始まりました。
環境に配慮したコケ駆除剤をコンセプトに、開発会議が何度も重ねられました。天然由来かつ安全性の高い原料だけを厳選し、最適な配合を見つけるまでに何度も繰り返し試作を重ねました。

立ちはだかるコストの壁

製品開発の一方で開発者を悩ませたのはコスト面でした。
原料はこわだって厳選された“良いもの” だけを使用していくと、どうしても生産コストが上がってしまい、販売価格にも影響してしまいます。ですが、大切なのは、高い性能を持ちながらも、お客様の許容する販売価格でないといけません。コスト面での問題をクリアするために、開発担当者は何度も試作と散布テストを繰り返し、配合を工夫することで高い有効性を保ちつつ、コストを抑えることに成功。完璧な配合を見つけることができました。

天然由来かつ安全性の高い原料だけを用いて、お客様にご満足いただける製品を開発したい、それが開発者の強いモチベーションとなり、研究に約1 年半、その後の特許出願に必要なデータの取得などに半年程を要し、約2 年の開発期間を経て商品化に成功しました。

認知度を上げるための苦労

ようやく量産までこぎつけ、いよいよ発売まで至ることができましたが、実は、販売当初はなかなか思うように売れない時期が続きました。パネフリの苦労はまだまだ続きます・・・。
開発裏話の続編はまた改めてご紹介いたしますので、お楽しみに。

環境科学研究所について ~開発者の思い~

当研究室では、微生物や天然由来成分の様々な機能性に着目したユニークな製品および技術を開発することで社会に貢献することを目指し、できるだけ環境負荷の少ない手法で解決に導く新技術を提案することに力を入れています。開発業務は少数精鋭体制で運営され、個性あふれる研究者の自由な発想を重要視しています。小さな気づきから見出されたシーズは活発なチームディスカッションを通してより具体的なテーマへと落とし込まれ、科学的・経済的・実用的視点から厳しい精査を潜り抜けた技術が最終製品となります。当社の製品は、開発担当者が研究を積み重ね、自信を持って生み出した商品です。安全性にこだわりのある方や、お子さまやペットのいるご家庭、全ての皆さまにおすすめしたいと思います。

 

今後さらなる性能の向上と、環境に配慮した新たな製品開発のために、開発担当者はいつも目を光らせ、今なお進化と商品開発を続けています。
「天然由来かつ安全性の高い原料だけを用いて、お客様にご満足いただける製品を開発・販売する」をモットーに熱い開発スタッフたちの熱意の下、今日も新しい製品開発に向けて努力が続いています。