特注天板を制作して頂きました

完成イメージ図

本日はメラミン貼りの20mm厚のパーティクルボードを使用し、2つの天板の木口に23mm巾のマーブレットSを貼っていきます。
マーブレットSは基材より3mm以上巾の広い物を選んでください。

まず三日月型の天板の内Rに木口材を手貼りします。

基材の木口にゴム系接着材を塗ります。

マーブレットSの接着面にもボンドを塗布します。
今回はスプレーを使っていますが刷毛で塗っても大丈夫です。
基材、マーブレットSともに、ボンドが手につかない程度に乾かしてください。

乾いたらマーブレットSを貼っていきます。

後ほどトリミングするので
両側にはみ出るように貼ってください。
貼れたらしっかり圧着してください。

圧着できたらトリミングします。
ルーターでトリミングし、細かく残った部分はスクレイパーで削り落とします。
裏面も同じようにトリミングします。

はみ出た余分なマーブレットSをカットし、ヤスリで整えます。

外側のRは縁ばり機で貼っていきます。
手張りのときと同様に、表面・裏面をトリミングし突き合わせ部分を整えます。

円形の天板は縁ばり機で木口を貼り、突き合わせ部分のみ手作業で合わせます。
重なっている部分を正寸で合うように両端とも切断し、ボンドを一旦温め融解し、再度圧着します。

きれいに突き合わせ部分があっています。

ボンドなどの汚れを拭き取ります。
汚れの拭き取りにはN-ヘキサンや石油ベンジンをご使用ください。
シンナー等を使用されるとマーブレットSが破損する恐れがあります。

最後に足をつけます。

完成です。