社員 インタビュー

 

 

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製品技術 Kさん

 

2006年4月 新卒入社

難しいからこそ、
やり遂げた時の達成感がある!

 


 

――業務内容について教えてください。

 

私の仕事は、木口材の新製品開発や新たな用途の開発・技術向上です。「こういった製品を作れますか?」といったお客様からの依頼に対して、希望する形状の金型の設計や、素材感を表現する為の材料選定や加工方法、試作品の評価改善を日々行っています。

 


 

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――大変なことはありますか?

 

最初の試作で完璧な製品に仕上がる確率は50%。「上手くできた」と思っていても、金型の微調整が必要だったり、光を当てると色褪せたり、後日剥がれてしまったり・・・。樹脂は温度や湿度によっても変化しやすいので、「どうしたら次は上手くいくか!」とトライ&エラーの日々です。その中でも5年前に作った製品が特に印象的ですね。通常であれば木口材は平面ですが、お客様からは「複雑な立体形状で作りたい!」と。これまで製造したことのないケースで、「できるのか…」という想いと「面白そうやん。やってみせる!」という気持ちが半々。結果的に試行錯誤を繰り返してなんとか完成しましたが、今でも鮮明に覚えているくらいに苦労しましたね~。

 


 

――やりがいを教えてください。

 

試作が上手くいった時はもちろんですが、私たちの会社は部材を作っているので、その部材が無事にお客様先へ納品されたときです。もっと言うならば、その完成品を街中で見かけた時です。職業柄でしょうか、街中で見かけると「これは自社製品か?他社か?傷が入ってないか?綺麗に発色しているか?」と気になって、ジロジロ見てしまいますね(笑)

 


 

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――部署の雰囲気を教えてください。

 

20代から60代まで幅広くいます。中途入社の社員も多く、前職での経験を活かしたアドバイスをもらえる事もあります。皆、気軽に相談できる雰囲気です。

 


 

――パネフリ工業の魅力を教えてください。

 

「木口材」というニッチな業界ですが、業界シェア№1である事を入社してから知りました。キッチンの扉や収納棚、オフィスのデスク、商業施設のフードコートなどで、当社の製品は多用されています。目立たない部材ですが、日常生活に当社製品は溢れています。自分が携わった製品を街中で見るととても嬉しく感じます。

 


 

――オフの日は何をしていますか?

 

休日は友人と釣りをすることが多いですね。といっても毎週ではありませんが(笑)早朝2時半に家を出発して4時半に海に着き、そこから昼過ぎまでは船に乗りっぱなしです。最初は船酔いも激しく「こんなん無理や~」と思ってましたが、やっぱり釣れた時の喜びが大きくて先月も行ってきました。